FX初心者は何をしたらいい?おすすめの手法やツール・注意点

Sho

こんにちは!FX自動売買レビュアーのShoです。
最近ノウハウ記事をよくリクエストいただきますが、今回は「初心者で何したらいいかわからないです!」という方に向けた記事を書いていきます。

誰もが最初は初心者、投資を始めたいと思っている人たちはもうすでにそこで投資スタートを切れている選手たちです。

さて、投資の中でFXを選んでみたはいいものの、実際には何から手をつけたらいいのかわからないということもありますよね。

そういった時は、何を調べればいいのかだけでもわかっていると有益だったりします。

この記事では、投資初心者からFXを始める人たちが何をしたらいいのか、どういったことを参考にFX投資を始めればいいのかなどのおすすめを掲載しています。参考になりましたら幸いです。

FXとは

FXとはAの通貨でBの通貨を購入し、その差額分で利益を生み出す投資方法です。

例えば身近な通貨ペアで例えるなら、「日本円」100円で「アメリカドル」1ドルを購入します。

その後為替のレートが変化し(通貨の価値が変動し)日本円100円に対してアメリカドルが2ドルになったとします。

このときにアメリカドル2ドルを売り日本円に戻すと、手元には200円が残ります。
100円の利益が生まれたわけです。

ここまでの値変動はないため、自分の投資額に応じて必要な数を購入する必要がありますが、こうして利益を出していく為替取引の手法のことを指しているのがFXです。

また「レバレッジ」というものが存在しており、自分の手持ち金額よりも大きな額の購入も可能です(メリットデメリットあり)。

初心者が実践しやすいFX投資法は?

初心者でも投資しやすいFXの方法はいくつかありますが、自分がどういった目的を持っているかで変わってくるでしょう。

特に、最終的に自分が裁量(自分の判断のみ)でトレードを行いたいのか、それともある程度機械などの判断を入れて自動で売買していくのかによっても変わります。

すぐにでも利益を出したい

「初心者だけど、自分の力でできるようになるのは後でもいい!FXで少しでも利益を、すぐにあげたい」

という人はFX自動売買に頼るのが良いでしょう。

ただし、こういった人をターゲットにした投資詐欺なども存在するので、ツール選びには万全を期してください。

初めは用語などがわからないと思いますが、このブログを参考にしていただいてもいいですし、SNSなどでも色々と口コミ・評判が集まっていますので情報収集することをおすすめします。

自動売買批評アーカイブ

FX自動売買とは?裁量と比べたメリット・デメリットとツールの選び方

FXで投資を始めたいという人の多くが、一度は目にするであろう単語が「FX自動売買」です。 自分の力で全ての取引を行う裁量トレードに対して、それらが自動化できるという…

長期的に利益を生んでいきたい

FXには「複利運用」というものがあります。

得た利益をそのまま引き出すのではなく、新たな投資資金としてさらに利益額を増やしていくやり方です。

また、長期間ポジションを保有し続けるトレード方法もあります。

どちらも短期的にお金が欲しい人には向いていませんし、「スワップポイント」などの、通貨を保持していることでもらえる値を計算して通貨を選ぶなども行わなければならないため、長期運用は初心者には難易度が高いです。

値動きの学習を短期売買などを通して行なってから手を出したほうが良いでしょう。

中には、前項で記載したようなFX自動売買ツールの中に長期運用できるものもありますが、実際にしっかりと稼働するかどうかは商材によるところが大きく、長期的な資金を預けるに足る信頼があるところを探すのが難しいかもしれません。

自分の力で利益を生めるようになりたい

自分の力で利益を生めるようになりたい、FX自動売買などを利用したくないという初心者の方におすすめなのは、王道の「裁量トレード」です。

ただ、急に自分の力で始めるのは利益もなかなか出ずに難しいことも多いため、インジケーターなどを利用すると良いでしょう。
(下項参照)

裁量トレードを行うには、FX自動売買などよりも遥かに多くの知識と経験が必要とされます。

初めは、自動売買である程度の利益を稼いでおきながら、デモ口座などを利用して自分で扱える知識をつけていく人もいるようでした。

FX初心者でもテクニカル分析!おすすめのインジケーター

  • RSIとMACD
  • ボリンジャーバンドとRSI
  • 移動平均線とMACD

FX初心者でも裁量トレードを行うのであれば必須となってくるのが「テクニカル分析」であり、それに必要なのがインジケーターというものになります。

インジケーターは取引チャートの画面上に表示されるグラフのようなものを指すことが多く、そのグラフを見ること買うタイミングや売るタイミングなどを決める基準・指標にします。

インジケーターの詳細とおすすめについては記事化していますので、ぜひご一読ください。

インジケーターとは?FXで利用する際の解説と初心者でも使えるおすすめ

これからFXを始めるという人に多いのが、用語の複雑さで挫折してしまうことです。 投資未経験者ではそもそもインジケーターという言葉を耳にしたことがない場合が多いです…

初心者におすすめ!FX通貨ペアの選び方

FXで利用可能な通貨ペア数はかなりの数に上り、その中から何を選ぶのも利用者の自由です。

通貨ペアにはそれぞれ特徴があり、その癖は人によって好き嫌いが大きく分かれます。
トレードの手法に合う・合わないがあるからです。

ただ、これから始める人たちにとってその部分は未知の領域ですよね。

この章ではこれからFXを始めたい初心者ユーザーが選ぶと良い通貨の特徴について解説していきます。

ボラリティが適度な大きさ

FXで取引をするときは値動きの幅によってもたらされる利益が変わります。

もちろんその値動きの大きさというのは通貨ペアごとに違い、これを「ボラリティ」と呼びます。

このボラリティが大きすぎても、小さすぎても、初心者には少し扱いにくい通貨になりますので、これらの上下の幅を避けた中間あたりのボラリティを持つ通貨ペアを選ぶと良いでしょう。

スプレッドが狭い

スプレッドが広い通貨ペアと狭い通貨ペアがあるのはご存知でしょうか。

そもそもスプレッドというのも全くの初心者の人には馴染みがない言葉かもしれません。
スプレッドはトレードをする際に発生する2つの通貨の間で発生する手数料の一種です。

このスプレッドの差が大きければ大きいほど1度のトレードでかかる手数料は高くなるため、初心者の人は資産管理の観点から考えてもスプレッドが狭い通貨を選択したほうが良いでしょう。

取引量が多い

初心者がFXで取引を行うとき、該当の通貨ペアの取引量が少ないとトレード相手が存在せず約定できないなど様々な問題が出てきます。

確実に利益を出していくことが難しいため、流動性(取引量)の高い通貨ペアで取引を始めることをおすすめします。

該当国の情報量が多い

通貨がペアとなっているということは、少なくとも二つ以上の国がその通貨取引の値段に関わってくることになります。

メジャー通貨のような情報量の多い国であれば、今後の通貨の値動きなどを予想しやすいですが、マイナー通貨などのあまりマーケットの情報が出回らない国は情報収集が大変難しくなります。

その結果適切な通貨の動きが予想できないなどが発生するため、初心者の方はメジャーな情報量の多い国の通貨を選ぶのが良いでしょう。

FX投資を行うときに初心者が気をつけるべきこと

初心者の人がFXで失敗してしまう理由は多々ありますが、以下のような大前提とされるルールはしっかりと守ってトレードしましょう。

リスク回避にもなりますし、トレーダーとして成長できないということを防ぐことができます。

トレードルールを事前に決めよう

FXのトレーダーは自分のルールを決めて取引を行なっています。

裁量トレードをする場合も、自動売買などでトレードを行う場合もそれは共通しており、この事前ルールにしたがって取引をすることでメンタルに流されて失敗してしまうことが少なくなります。

例えば、経済指標の発表結果が良ければ購入する、悪ければしない、損切りはこの時点で行う、ポジションはいくつまでとるなどがありますので、取引を始める前に自分の中のルールを設定しましょう。

自分の資金力に見合った投資を行おう

FXでトレードを行うにあたって、資金力は人によって大きく異なる点の一つです。

初心者の方は少ない証拠金から始めることが多いですが、ハイレバレッジで勝負をしすぎてしまったり、自分の資金力に見合わない通貨ペアなどを利用するとそのまま資金をロストしてしまう確率が高くなります。

自分の資金力にあった取引の量・レバレッジで取引を行うことを心掛け、ギャンブル性の高いトレードは控えるようにしましょう。

「なんとなく」でトレードしない

一番重要になるのは「なんとなく良さそう」などの勘でトレードをしないことです。

必ず自分の中で何か指標になるものを作りましょう。

例えばこの記事で解説したテクニカル指標である「インジケーター」の組み合わせで購入基準を決めたり、社会情勢の動きなどを見て取引を行なっていくことが重要になります。

もしそれで負けてしまったとしても、どうして負けてしまったのかという分析ができます。
しかし、根拠のないエントリーは負けた理由も勝った理由も振り返ることができないのです。

トレーダーとして成長できるように取引基準を曲げないようにしましょう。

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