FX自動売買ツール「ちょいトレFX」は初心者には無理??評判は?
こんにちは!FX自動売買レビュアーのShoです。
今回はストラテジー型のFX自動売買ツール、「ちょいトレFX」の評判を調査していきます。
FXプライムforGMOが提供する自動売買ツール「ちょいトレFX」ですが、果たしてどんなツールなのでしょうか?
一般的に見られる国内のFX自動売買ツールは設定した通りの取引を繰り返すリピート型が多いですが、初心者には少し難しいと言われるストラテジー選択・設定型で提供しているのも気になるところです。
はじめに断言してしまいますが、ちょいトレFXは初心者にはおすすめできません。
先出し!ちょいトレFXのおすすめ度
信頼性: | (5 / 5) |
利益見込み: | (3 / 5) |
総合評価: | (4 / 5) |
目次
FX自動売買ツール「ちょいトレFX」とは?
通貨ペア数 | 14種類 |
取引手数料 | 無料 ※10,000通貨以上 |
スプレッド | やや広め |
最低取引単位 | 1,000通貨 |
大手証券会社のサービスですが、HPが読み辛い構造なんですよね。
数少ない国内ストラテジー型FX自動売買ツールなのにもったいないですね。
FXプライムforGMOが提供するツール
国内大手GMOフィナンシャルホールディングス株式会社の関連会社、FXプライムforGMOが運営する自動売買ツールが「ちょいトレFX」です。
信頼性の高い会社が運営しているにも関わらず人気があまり高くありません。
自動売買ツールの中では比較的難易度が高いことも関係しているかもしれませんが、うまく集客できていない印象が否めません。
ストラテジー選択・設定型
ストラテジー選択型・ストラテジー設定型と言われるFX自動売買ツールで、プロが設定した売買プログラムをミラートレードしたり、自分で売買プログラムを作成することが可能です。
ミラートレードである選択型は物によっては初心者でも扱えると言われていますが、リピート型よりも難易度は高く、FX取引に対する知識を要します。
自分で売買プログラムを作成する設定型はより難しく、上級者向けです。
どちらもバックテストが可能となっています。
FX自動売買ツール「ちょいトレFX」のメリット
信頼性が高い
大手GMOグループであるというポイントはもちろんのこと、国内のFX証券会社では唯一ISMS・ITSMSの国際認証を取得しており、安全性・セキュリティ面においても高い信頼性が置けます。
あまり大きな特徴のない会社ではありますが、安全に取引をしたい人には最適な会社でしょう。
-
ISMSとは
-
「情報セキュリティマネジメントシステム」のことです。
機密性・完全性・可用性の3つの要素からなり、適切なリスクアセスメントをもって高いセキュリティレベルを維持するための指標になります。
-
ITSMSとは
-
「ITサービスマネジメントシステム」のことです。
顧客のニーズに合わせたサービスを提供するためのJIS Q 20000-1(ISO/IEC 20000のうちのサービスマネジメント1部)が認証基準となっており、これを取得している企業は信頼できるサービスを提供している証明になります。
約定力が高くスリッページの心配がない
FXプライムは高い約定力で有名です。
約定時の滑りによって、希望しない価格で取引をしてしまうことがありません。
FXをしていると、スリッページや約定拒否で悔しい思いをすることがありますよね。
取引をする上でのストレスに繋がりますので、この点は高く評価できます。
国内では少ないスキャルピング公認ツール
サーバーの負荷などを考えて、スキャルピングを禁止している国内証券会社は少なくありません。
FXプライムではスキャルピングが公認なので、短期売買が可能です。
他のメリットもそうですが、サーバーの強化にはお金がかかりますし、資金力のある大手GMOグループだからできることと言っても過言ではありません。
ただし、海外の業者ではスキャルピングに適した高レバレッジで取引ができるところが多いので、単にスキャルピングで取引を行いたいだけであれば僕は海外のFX業者をおすすめします。
FX自動売買ツール「ちょいトレFX」のデメリット
スプレッドが広い・変動性スプレッドが開きやすい
国内の他の業者に比べ、FXプライムはスプレッドが広めに設定されています。
また、変動性の一部スプレッドが大きく開くことも多く、約定が滑らなくても取引コストが多少高くなっているところが難点です。
少額取引に手数料がかかる
取引手数料が無料になるのは、10,000通貨以上の場合のみです。
最低取引価格の1,000通貨など、10,000通過未満の少額で取引しようとすると1通貨あたり3銭の手数料がかかってきます。
1,000通貨に換算すれば30円になります。
少額でスキャルピングをすると、かなりのコストがかかってくることになりますので、必然的に10,000通貨以上の取引から開始せざるを得ません。
ロスカットに手数料がかかる
証拠金維持率が80%を下回った時にされるロスカットにも手数料がかかるのがFXプライムの特徴で、基本的に1通貨あたり5銭かかります。
よって強制ロスカットを生まないよう、損切りを適切に行う運用が必須になります。
FX取引に対する知識が必要
各種手数料がかかる関係で、強制ロスカットが行われない確実な取引を10,000通貨以上で行わなければいけないため、FXに関する知識が必要になってきます。
ミラートレードは初心者でも手を出しやすいものではありますが、上記の点から初心者には踏み込みにくくなっています。
また、ミラートレードではなく自分で作成する場合はもちろん、かなり詳細な上級知識が求められます。
FX自動売買ツール「ちょいトレFX」の口コミ・評判
良い口コミ・評判
ストラテジーを複数同時運用できる能力のある人や、適切なストラテジーの取捨選択・稼働停止の判断ができる人、小まめに設定を見直したり手動で決済ができる人は勝ちを重ねているようです。
ここまでのスキルや手間が必要になるのであれば、できるだけ自動売買を放置したい人や経験の浅い人には使いこなすことが難しいように感じます。
悪い口コミ・評判
前々から「ちょいトレ」に移動平均線を組み込んでテスト運用してみても結果が悪くて悩んでます。
トレンドが売りから買いに転換するタイミングで売りにエントリーって正直凄いですね。
http://fanblogs.jp/byfxtorich/category_1/2
利確するまで損失は損失と言えないかもしれないが、トレンド方向に対して間違った方向へエントリーしてるのは忍び難いです。
試しに運用している人、試行錯誤しながらストラテジーを組む人、バックテストでは成果が出ていた人……様々な人がいましたが、結果を出せている人は全体的に少ないです。
【まとめ】ちょいトレFXは運用難易度が高い
ちょいトレFXは信用性が高く、安心安全に自動売買をすることができることが分かりましたが、運用の難易度は口コミ・評判を見ても高いと感じます。
特に少額の運用から始めたい人や、まだFXの運用歴が浅い人にはおすすめできないツールです。
ミラートレードを行うストラテジー選択型でも、既存のストラテジーの数が多いため、適切なストラテジーが選んで成果を出す見極めの能力が必要になります。
設定自体は簡単ですし、誰でもスタートはきれますが、成果を出せるのは一部の人でしょう。
逆に上級者の方で、自分で自由にストラテジーを組んで運用したい人にはおすすめしたいツール・FX業者です。
特に、プログラミングの段階でMT4への自作自動売買ツール導入を阻まれている人には良いツールでしょう。