令和のEAは信用できるFX自動売買ツール?Twitterで人気上昇中!?

Sho

こんにちは!FX自動売買レビュアーのShoです。
今回は方舟EAなどと同時に利用されている「令和のEA」についてリサーチしました。

令和のEAはYoutuberが検証し、Twitterでの口コミも増えたことで有名になったFX自動売買ツールです。

方舟EAなどと合わせてよく利用されているところを見かける無料ツールですが、配布元からの情報で欠落している部分もあり、賛否があるFX自動売買ツールです。

実際の利用者の声などを元に、令和のEAを使用することでどういった利益を期待することができるのか、そもそも信用に値するFXツールなのかを検証していきます。

同時利用されることの多い「方舟EA」についての詳細は過去の記事を参照ください。

Twitterで話題!FX自動売買「方舟EA」は本当に稼げるツール?

Twitter上で拡散されたことや、Youtuberが紹介したことで話題になっている「方舟EA」。 配布元Twitterアカウントのフォロワー自体は少ないですが、口コミ・評判の数などか…

先出し!令和のEAのおすすめ度

信頼性:3.5 out of 5 stars (3.5 / 5)
利益期待値:3 out of 5 stars (3.0 / 5)
総合評価:3 out of 5 stars (3.0 / 5)

FX自動売買ツール「令和のEA」とは?

販売金額無料
ロジック順張り・ナンピンマーチン
取引通貨ペアGBP/USD
最低証拠金20万円〜
推奨ロット数0.01/20万円
証券会社XMTrading・ Tradeview

令和のEAはもともとTwitter上のDMで無料配布されていたFX自動売買ツールです。
※現在は利便性などの面からLINEでの配布に変更されています。

取引通貨はポンドドルと、メジャーなFX取引通貨内でも価格変動が大きく早い通貨ペアを使用しています。

ロジックには無料自動売買ツールで一般的であり作成しやすいと言われている逆張りではなく、順張りを使用しています。

まずは令和のEAの詳細について解説していきます。
お急ぎの方は目次よりまとめなどにも飛べますので、必要な項目を選択してください。

令和のEA公式Twitterは以下より。

ナンピンマーチン型の無料自動売買ツール

令和のEAは無料自動売買ツールに多いナンピンマーチン型を採用しています。

ただナンピンマーチンを繰り返すだけで際限がないFX自動売買ツールだと、あっという間に含み損が膨らみ破綻してしまうこともある手法ですが、令和のEAではスプレッドフィルターを取り入れて少しでも含み損を減らせるようにしているようです。

また利確も少ないpipsで行われるように調整しており、一度持ったポジションの含み損が増えすぎないように調整していると言います。

ただし、令和のEAが公開しているバックテストでは最大DDが56%に及んでいることなどを考えると、実際にそのロジックがうまく機能しているか疑問が残ります。

ナンピンマーチンとは

マーチンゲール法にナンピンを合わせた手法です。
ナンピンで買い増し・売り増しを繰り返すときに、マーチン要素を加えて倍で購入します。
限られた資金の中で行えば必ずと言って良いほど破産してしまいます。
資金が潤沢で、いくら負けても買い増せる・売り増せる人にしかできない手法と言えます。

本格的に話題になったのはFX自動売買をメインテーマとして扱うYoutuberの「Mr.ふらっと」氏が視聴者の声からこの令和のEAの使用も開始したためです。

Mr.ふらっと氏はこの他にも「ゴルチケ」や「方舟EA」、「Matador」などの自動売買ツールを実際に利用して検証しており、最近名前を上げてきています。

Twitterで配布していたこともあり、もともとYoutubeやSNSを利用しネット上でアクティブに活動する層が使用し、口コミが多く寄せられた結果、その評判を元に令和のEAを利用する人がさらに増えているようです。

ポジション設定なども可能

令和のEAではロングポジションオンリー、ショートポジションオンリー、両建ての設定が可能になっており、ある程度自分好みの取引が行えるようになっています。

より効率的に運用したい人は両建て設定を活用している人も多く、口コミも十分に確認できます。

ロット数は証拠金20万円に対して0.01ロットが推奨されており、リスクを抑えるために推奨通りで運用している人が多いようです。

令和のEAの口コミ・評判

良い口コミ・評判

良い口コミや評判で多かったのは、安定性があるという面でした。

あまり大きな損失を生むことなく自動売買ツールが動いてくれることは大きなメリットですので、少額ずつの利益でも満足している人が多いようです。

悪い口コミ・評判

安定性があるという評判がある一方、ほぼ動きがないことに痺れを切らしている人もしばしば見受けられます。

また、サポートについては無料であることもあってほぼないに等しく、連絡しても返ってこないという評判もありました。

例え購入にお金を使っていなくても、FX自動売買ツールは大切な資産を預ける先ですので最低限のレスポンスは欲しいものです。

令和のEAのメリット

バックテストがある

バックテスト結果
令和のEA公式noteより

令和のEAはバックテスト結果を公開しています。

FX自動売買でのバックテストは実際の取引の動きとは環境が異なる上、過剰最適化されているため参考程度にしかなりませんが、公開していないツールに比べれば良心的です。

しかし、期間が2年半と比較的短いものであり、期間的にあまり参考になるとは思えません。

各種設定で自分好みにカスタマイズできる

令和のEA解説の項で説明しましたが、複数の設定が可能である程度カスタマイズして利用することができます。

基盤のFX自動売買ツールがしっかりしていても、全ての設定を完全に任せてしまうよりも自分の好む方法で取引したいという人も多いと思います。

慣れた売買の仕方が誰しもありますし、FX経験を積めば積むほど蓄積された知識から独自のこだわりが出てくるものなので、豊富とは言えないものの適度なカスタマイズ性があるのは好印象です。

ただし、こういった設定項目を判断できるだけの裁量は必要になりますので、全くの初心者という方が始めるには向いていないでしょう。

信頼性の高い証券会社を利用

XMTrading公式サイトより

令和のEAでは証券会社の指定があります。

大手の海外証券会社である「XMTrading」と「Tradeview」です。

海外の証券会社は金融ライセンスを持っていなかったり、ポンジ詐欺があったりと不安要素もありますが、この2社は利用者も多く、会社自体も信用性が高いです。

最近ライセンスを持っていない証券会社を使用していたFX自動売買ツールが全破綻したばかりですので、証券会社の信用面をクリアしてくれるのは利用者として嬉しい限りです。

令和のEAのデメリット

利益率は低い

令和のEAは含み損を抑えるために一度の取引での利益が少なくなっています。

安定はしますが、大きな額の利益は見込めません。

最低証拠金である20万円よりも大きな額を入金している人たちは運営側が提示する月利に届いている人もいますが、口コミや評判の中には月利5%に届かないものも多くみられました。

もちろん、ロット数を増やすなどの設定周りを変更すれば利益を見込むことも可能ですが、その代わりハイリスクになります。

ナンピンマーチン型であることも考えると安全性を捨てるのは賢明とは言えません。

通貨ペアに不安が残るため長期売買に不向き

GBP/USDは、スワップ金利の高い取引通貨ペアです。

よって、保持しているだけで損失を生んでしまうので長期的にポジションを持つことに向きません。

公式ページでは長期運用も可能であるという記述がありますが、実際は短期売買に向いたFX自動売買ツールでしょう。

Myfxbookがスクリーンショットの公開のみ

令和のEAの運営は、Twitter上でMyfxbookを公開しています。

ただし、ページが丸々閲覧できるわけではなく、スクリーンショットを載せているのみになります。

色々な数値の値を詳しく見ることができ、そこから分析をすることが可能であるためMyfxbookを公開することが好まれているのですが、スクリーンショットではそれらを読み取ることができません。

全く公開していないよりはいい、という程度になってしまっています。

【まとめ】若干の裁量が必要、少額の利益しか出ない

令和のEAのポイント

  • 無料のため配布元ははっきりしないが、評判は悪くない
  • 含み損軽減のための仕組みが利益を少額に抑えてしまう
  • 通貨ペアの問題から長期売買に不向きであり、短期での投資しか有用でない
  • DD率が高く、咄嗟の相場に対応できない面がある
Sho

証拠金が高い割には利益が少ないのと、やはりDD率が気になりますね…。

令和のEAは、実際の口コミ・評判では利益を上げられる時とそうでない時の差が見られるFX自動売買ツールでした。

無料で配布されている中では、比較的安全に利益があげられる可能性があるものと判断できますが、最低証拠金に対する利益率の低さが目立ちます。

多額の証拠金を入金できる人はしっかりと運営側の提示する月利10%が達成できている人もいますが、少額の入金から始めるには向いていないでしょう。

また、バックテスト内で高いDD率がみられるのも気になります。

短期売買に向いているツールであるにも関わらず、資金を引き出してしまうと破綻の可能性があるというのは目をつぶれるポイントではありません。

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