Apollon(アポロン)のFX自動売買を利用するべきではない!?
こんにちは、FX自動売買レビュアーのShoです。
今回はインスタ広告でよく見るApollon(アポロン)について調査しました。
YoutubeやインスタなどのSNSで、IT系の仕事スキル講座や副業への誘導が流行っていますね。
以前は見なかったIT系のスクールも急に増加していますが、それはFX自動売買でも同様です。
Apollon(アポロン)もコロナ禍で見られるようになった自動売買ツールの一つで、主にインスタで広告を流していることが多いようです。
今回は広告で流れてくるツールが本当に使えるのか徹底調査しました。
先出し!アポロンのおすすめ度
信頼性: | (1.0 / 5) |
利益期待値: | (0.0 / 5) |
総合評価: | (0.0 / 5) |
目次
Apollon(アポロン)とは
Apollonの価格 | 22~30万円前後? |
Apollon lightの価格 | 無料 |
最低証拠金 | 10万円〜 |
推奨証拠金 | 25万円〜 |
販売元 | 日本清掃株式会社 |
証券会社 | MTL |
アポロンは、FX自動売買の有料ツールであるアポロンと、一部機能制限付きで無料でアポロンを利用することができるアポロンライトの2種類が存在しています。
公開されていた導入の仕方サイトより、ナンピン系ではないということだけがわかっていますが、ポジションは複数持つ手法で運用行なうためリスクが低いとは言えません。
FXでポジションを複数持つ場合は含み損が気になりますが、その数値まで公開している人はいませんでした。
最低証拠金10万円からスタートすることが可能で証券会社はMTL、販売元は日本清掃株式会社です。
インスタなどの広告で展開
アポロンが副業や兼業トレーダーとしてFXの運用を考える人たちに広がった理由はインスタ広告への露出がメインです。
ただし、広告以外からの動線が全く存在せず、販売LPにたどり着くことができませんでした。
そのため今回は、LPのスクリーンショットや導入方法の書いてあるWEBページなどからアポロンがどういったツールなのか考察していきます。
アポロンで自動売買を行うには、広告からLPに飛び、LINE登録してツールをもらうという手順で行われます。
しかし、FXの取引は日本では18歳以上からであるにも関わらずLINEのアイコンが女子高生であったりと、不審な点が見られるようです。
販売元が清掃会社
アポロンの販売元は日本清掃株式会社となっています。
アポロンが自社のドメインとして使っているであろうURLからも清掃会社のHPにアクセスできるようになっていますが、FXと清掃業務では全く繋がりがないため不信感を抱く人も多いようです。
本当に清掃会社が運営しているとしたら、どんな紆余曲折があったのかかなり興味が湧きます。
有料ツールは消費者を守るための法律である「特定商取引法」というものを記載する必要がありますが、そのページからアポロン販売会社の住所が大阪であることがわかります。
ただし、登記されている会社の情報を調べることができるサービスでは、日本清掃株式会社は茨城の会社になっており、実際にその会社が運営を行なっているのか不明瞭な状態です。
アポロンとアポロンライトの違い
アポロンとアポロンライトで大きく異なるのは想定平均月利でしょう。
アポロンの平均月利は10%と公表されており、アポロンライトでは一部機能制限がかかり1~3%まで落ちるようです。
ですが、この制限によって異なる結果が出る理由やこの数字がどこから来たのかというエビデンスなどが存在しません。
実際に有料版と無料版でここまでの差が出る可能性は低いでしょう。
Apollon(アポロン)の口コミ・評判
アポロンの口コミや評判を探しましたが、SNSで広告が多数流れているにも関わらずアフィリエイターの口コミ・評判しか見つかりませんでした。
実際に利用している人が少ないことも考えられますし、FXに対して知識がないひとが使用してしまいよくわからないまま資金をすってしまった結果口コミを投稿していないことも考えられます。
唯一の情報掲載元であるアフィリエイターの中には、LINEから急に消えてしまい連絡が取れなくなる人もいるようです。
LINE配布が基本のアポロンでは、ツール販売元との仲介や相談役としてアフィリエイターが機能しますので、その仲介者がいなくなってしまうのは信頼性に大きくかけます。
Apollon(アポロン)のデメリット
ロジックが一切不明
アポロンはロジックが流出する危険性があるとして、どんな手法で取引が行われるのか一切公表していません。
テストデータも一切存在せず、LINEなどで問い合わせをしても閲覧することができません。
そちらもロジックバレ対策だとしていますが、バックテストさえ出せないロジックというのは考えられません。
定期的に利益を生み出せるのであれば、一目でわかる簡単なロジックが使用されているわけがないからです。
例えばPAMMのようにプロのトレーダーが全て管理をしていて、その取引手法を見せることができないような場合は別ですが、アポロンはツールであると考えられているためいささか不自然です。
基本的な取引方法さえ公開されないというのはお金を預けるのに値するとは言えないでしょう。
証券会社が無名
アポロンの証券会社はMTL証券会社という会社であるという情報がありますが、日本では無名の証券会社です。
そして、他の言語でも検索をかけてみましたが、残念ながらこの証券会社を探し出すことができませんでした。
いくらなんでもネット証券でGoogle検索で出てくるようなHPがないというのは考えづらいので、このアポロンのために証券会社が作られているというのも考えられます。
ツールのために作られた証券会社、というとポンジ詐欺が連想されますのでかなりの危険要素でしょう。
販売価格など重要項目が不明確で信頼できない
基本的に広告にて誘導をかけ、無料だからとアポロンライトを配布して使用させた後に、有料ツールであるアポロンを買わせるようです。
しかし、有料版であるアポロンの販売価格は一切公表されておらず、実際に無料版を利用して誘導されるまで分かりません。
22万円〜30万円の間という情報もありますが、実際に運営から値段を聞いた人は見つけられませんでした。
【まとめ】信用度ゼロ!有料ツールへの誘導
アポロンは利用するメリットが存在しませんでした。
むしろ証拠金を預け入れるに値するような情報が一切存在しない状態で、このFX自動売買ツールを利用するのはかなり危険でしょう。
道端で突然知らない人に、あなたのお金をきっと増やせるからくださいと言われても誰も渡さないでしょう。
しかも何に使うか話してくれない相手です。
アポロンに入金することは、そんな相手にお金を渡してしまうのと同程度だと考えます。
とても投資とは言えないでしょう。